ナムルックとテツ・イノウエの壮大な宇宙航海コラボ第1弾
テツ・イノウエとナムルックのコラボレーション。
同じコラボの「2350 Broadway」に対して、こちらはメロディアスで曲の展開がはっきりしていてリスニング的にいろいろと楽しめる。
#1はとてもロマンティックで美しい導入。やがてリズムが入り快調に進んでいく。再び最初のパートに戻って#2へ。
FAXお得意の宇宙アンビエントで広大な宇宙を遊泳しているかのような雰囲気。
部屋にいながら宇宙船に乗っている感覚を味わっていると、いきなりナレーションが入り再びトランスへ。
トランスといってもそんなに激しいわけではなく違和感なく聴けてしまう。
#1と同様に快調に進んでいき、#4に入ると一気に静かな世界へ突入。
無数の星が輝く漆黒の宇宙空間を静かに漂っているようで深いリバーブ(残響効果)がより一層張りつめた静けさを強調する。
97年のナムルックとHigher Intelligence Agencyによる「S.H.A.D.O」(PW34)へとつながるようなシーケンスが聴かれておもしろい。
Posted at 2012-08-23