夢の魚が泳いでいる
ライジング・ハイから発表した2枚のアルバムがそれぞれ非常に高い評価を受けているばかりでなく、DJとしても評論家としても、アンビエント／チルアウト界では第一人者であるミックスマスター・モリス。
リッチー・ホウティン、ビル・ラズウェル、クラウス・シュルツなど意外なコラボレーションを繰り返し、500枚限定で年間200タイトル以上の作品をリリースするという特異なレーベルFAXを主宰するピート・ナムルック。
プライベートでも親交のあつい二人が、初めてコラボレートした結果生まれたのが、この4部構成のアルバム「ドリームフィッシュ」であった。イギリスとドイツのアンビエントの両巨頭がタッグを組んだこのアルバムは、その素晴らしい内容もあって大きな話題をよび、イギリスでの発売元ライジング・ハイがその後アンビエントにおいて存在感をアピールするきっかけとなった盤である。
ジャケットのコンピューター・グラフィックは数多くのテクノ系の作品を手掛けるフランクフルトのオプティック・キスによるもので、この不思議な魚のイラストが多くのリスナーの興味を引きつけたのは言うまでもない。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/SonyTechno/catalog/Dreamfish.html
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Rising High Records
Posted at 2012-08-23
