儀式のようなリズムがとても気持ちいい
3人組ユニットによるRecycle Or Dieのアンビエント作品群、RODシリーズの第4弾。
アルバム全体がトントコトントコと気持ちいい事この上ないリズムに乗って進んでいく。
#1と同じように#2も儀式のようなトントコしたリズムに上モノが流れていく展開。
#1よりはおとなし目でタイトル通りどこか中東っぽいが、これもいい。
後半にはやはり#1と同じようにきらびやかでメロディアスなピアノが入る。
#3は虫やカエルの鳴き声などを背景にゴンゴンゴンとガムランのように淡々とリズムが刻まれ、これもやっぱり儀式っぽい作り。
気づけば曲の構成も今までの曲と同じような感じ。
#4はガムランにシンセサウンドを足して作った感じだが、変なわざとらしさもなく、自然に#3までの曲と違和感なく聴ける。
このアルバムは全体を通して同じようなテンションで展開するので安心して流していられる。
リズムがとても気持ちいいのでアルバムまるごとおすすめしたい。
Recycle Or Die - Releases
ROD 001 Dominic Woosey/Straylight(1992)
ROD 002 Hildenbeutel/Looking Beyond(1993)
ROD 003 O. Lieb/Constellation(1993)
ROD 004 Baked Beans/Baked Beans(1993)
ROD 005 Stevie Be Zet/Archaic Modulation(1993)
ROD 006 #9 Dream/Rhythm And Irrelevance (1994)
ROD 007 Baked Beans/Bean Me Up, Scotty!(1995)
ROD 008 Solitaire/Fearless(1995)
ROD 009 G. Tollmann / R. Hildenbeutel/Tollmannhildenbeutel(1996)
ROD 010 MIR/Welcome Spacebrothers(1996)
Posted at 2012-11-27