1. As The Sun Kissed The Horizon(1:47
2. Poa Alpina(4:10)
3. Chukhung(7:33)
4. The Things I Tell You(6:29)
5. Times When I Know You'll Be Sad(3:44)
6. Hyperborea(5:48)
7. Kobresia(7:10)
8. Antennaria(5:06)
9. Uva-Ursi(2:51)
10. Sphere Of No-Form(5:56)
11. Silene(7:54)
Label: Origo Sound – sound 19
Format: CD, Album
Country: Norway
Released: 1997
Genre: Electronic, Non-Music
Style: Abstract, Ambient, Field Recording
Biosphere – Substrata²
(Disk 1)
Substrata
1. As The Sun Kissed The Horizon(1:47
2. Poa Alpina(4:10)
3. Chukhung(7:33)
4. The Things I Tell You(6:29)
5. Times When I Know You'll Be Sad(3:44)
6. Hyperborea(5:48)
7. Kobresia(7:10)
8. Antennaria(5:06)
9. Uva-Ursi(2:51)
10. Sphere Of No-Form(5:56)
11. Silene(7:54)
(Disk 2)
Man With A Movie Camera
2-1. Prologue(0:19)
2-2. The Silent Orchestra(7:52)
2-3. City Wakes Up(5:58)
2-4. Freeze-Frames(6:46)
2-5. Manicure(4:43)
2-6. The Club(1:57)
2-7. Ballerina(7:50)
Japanese Tracks
2-8. The Eye Of The Cyclone(7:22)
2-9. Endurium(10:47)
Label: Touch – TO:50
Format: CD, Album, Remastered
CD, Album
Country: UK
Released: May 21, 2001
Genre: Electronic, Stage & Screen
Style: Soundtrack, Abstract, Ambient
90年代アンビエントのクラシック
ノルウェーのアンビエント・ミュージシャン、「Biosphere」ことGeir JenssenのH.I.Aとのライブアルバム「Polar Sequences」を挟んでの3rd。
このアルバムは彼のアンビエント・ミュージシャンとしての評価を確固たるものにしたであろう作品で、各方面から「90年代最高のアンビエント・アルバム」、「恐ろしく荒涼とした、すべてを包み込む美しさのアルバム」と評価されたそう。
どこかの町の環境音から始まり、美しい#2 Poa Alpinaへと繋がる。
極北の荒凉とした風景が目の前に広がりつつ、なんとも言えない、切なくも美しい感情が湧いてきます。
全編にわたって冷えた寒々しいトーンの寂寥感漂うサウンドですが、否応なくBiosphereの構築した美しい音世界に引き込まれます。
ユニークなのは#4や#6でデイヴィッド・リンチ監督作品「ツイン・ピークス」がサンプリングされているところ。
僕もこの作品は大好きでしたが、このドラマにも似て、あの独特な怪しさや緊張感がこのアルバムにも感じられます。
#7 Kobresiaでは具体音やスピーチを織り交ぜながら、寄せては返す波のような心地よいアンビエントで美しいオーケストラのような曲です。
最後は荘厳な締めくくりで幕を閉じます。
最初から最後まで、まるで美しい映画を見ているかのように、様々なシーンが浮かび上がっては消えていきます。
長らく入手困難でしたが、2001年にTouchレーベルよりアートワークを変更し、ロシアのサイレント映画のために製作したサウンドトラック「Man With A Movie Camera」と日本盤CDにあったボーナス・トラック2曲を追加収録した2枚組アルバム「Substrata 2」として再発されています。こちらはとても美しいアートワークになっています。
Discogs
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Posted at 2022-03-14
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