元祖チルアウト・トリップの名作
The KLFからJimmy Cautyのソロ作品。
ナムルックのFAX作品群などに代表される宇宙チルアウトものの先駆け的な作品。
カウントダウンに続いてロケット発射、40分弱の宇宙旅行が始まる。
それぞれ惑星の名がついたトラックは7つに区切られているが、全1曲まるまる続くトリップミュージック。
前半はプログレっぽいチルアウトな展開。
ゆったりとしたフレーズの中、オペラ風の女性コーラスが何とも言えず静謐な宇宙空間のイメージにマッチする。
まったりと宇宙空間を漂うことができる。
アナログでいうA面最後のかわいらしい「Twinkle Twinkle〜♪」を境に、後半はビートの入るアンビエントハウスな展開へ。
映画のサントラのような緩急織り交ぜた飽きさせない展開になっている。
このアルバムは正規盤の他にブート盤が存在する。
「KLF COMMUNICATIONS 1990」のコピーライト表示部分が黒く塗りつぶされ、ジャケットの印刷も荒く、CD盤面のデザインも若干異なるが、収録内容は全く同じ。
Posted at 2012-08-24