The KLF ‎– Chill Out

KLF Communications 1990

1.1 Brownsville Turnaround On The Tex - Mex Border 1:43
1.2 Pulling Out Of Ricardo And The Dusk Is Falling Fast 1:29
1.3 Six Hours To Louisiana, Black Coffee Going Cold 3:01
1.4 Dream Time In Lake Jackson 2:37
1.5 Madrugada Eterna 7:41
1.6 Justified And Ancient Seems A Long Time Ago 1:09
1.7 Elvis On The Radio, Steel Guitar In My Soul 2:40
1.8 3AM Somewhere Out Of Beaumont 9:50
1.9 Witchita Lineman Was A Song I Once Heard 5:57
1.10 Trancentral Lost In My Mind 0:56
1.11 The Lights Of Baton Rouge Pass By 3:26
1.12 A Melody From A Past Life Keeps Pulling Me Back 1:51
1.13 Rock Radio Into The Nineties And Beyond 1:27
1.14 Alone Again With The Dawn Coming Up 0:43

Label: KLF Communications ‎– JAMSCD5, KLF Communications ‎– JAMS CD5
Format: CD, Album, Mixed
Country: UK
Released: 05 Feb 1990
Genre: Electronic
Style: Ambient

問答無用のアンビエント・チルアウトミュージックの大本命

いわずと知れたアンビエント・チルアウト系ミュージックの大名盤。
アンビエント的な曲に興味がわき、アート経由で何の知識もないまま聞いていたのが、池田亮二などの音響系や、佐藤聡明、アルヴォ・ペルトなどの現代音楽だったけど、もっとオシャレなというか、かっこいいというか、アカデミックな匂いのしない音楽が聴きたくなって出会ったのがコレ。
もはや説明不要のお騒がせコンビによる代表的作品にしてもはや伝説。

虫の鳴き声に始まり、羊の鳴き声、奇妙な声(モンゴルの伝統的な発声法であるホーミー)、そこにバイクや車や、電車やいろんな音が通り過ぎ、ハワイアンなギターがきて、プレスリー…?!
あらゆる著作権に抵触しつつ、ピンクフロイドを意識しながら天上の世界へ…

このアルバムを手にして以来、何度聴いたことか。
かなりのヘビーローテーションだったけど、少しも飽きることはありませんでした。
CDまるまる1枚を一気に聴けてしまいます。
寝るときでも、仕事中でも、運転中でも全然OK。
ぜひ一度聴いてほしいものです。

ピンクフロイドの「原子心母」への熱い想いを感じる素晴らしいジャケット。
羊たちが何とも象徴的。

いい加減に作ったのか、よく練られて作られたのか、ただセンスだけで突っ走ったのか、戦略的だったのか、よくわからないけど、そんなことはどうでも良くなる極上のチルアウトミュージック。

残念なのは、これほどの名作でありながら違法サンプリングしすぎの問題だらけ&本人達はほったらかしですでに廃盤状態。(そこがまたこの作品価値を高めている?)
リイシュー版も少なく、中古市場やオークションでなかなかの価格で取引されてるけど、手に入れる価値は十分あると思います。

discogs
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Posted at 2012-08-24

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