霞んだ光がゆらゆらと漂う美しい音空間
大量のCD-Rをリリースし続けるMilieuことBrian Graingerの初のCDリリースとなった2006年のアルバム。
深い残響を響かせるノイズの中、きらめきのある美しいオルガンのようなドローンによるフレーズが繰り返しミニマルに鳴り続ける。
ジャケットデザインのごとく、澄んだ空気の中、霧のように霞んだ光がゆらゆらと儚げに漂うように、切なく美しい音空間。
William Basinskiの「Disintegration Loops」シリーズにも通じる。
デジタル臭さのない非常にアナログっぽい音が心地よい4曲60分。愛聴盤。
discogs
infraction
milieu-music.com
Posted at 2013-01-20