アンビエント度の高い傑作
94年発表の3rd。
ミニアルバムの体裁ですが、充実の41分傑作。
全英1位となり大ヒットした前作「U.F.Orb」とはうって変わって「POMME FRITZ」では1曲1曲がコンパクトですが、凝縮されたかのごとく質ともに完成度は高い。
アレックス・パターソンがオーブの最高傑作に挙げているらしいアルバム。
音的には同年に「inter-modo」から発表された、「FFWD」(キング・クリムゾンのロバートフリップを迎えて制作された今んとこ1回きりのプロジェクト)に何となく通じる感じで、浮遊感漂う気持ちの良いアンビエントあり、ユーモアや遊びあり、いろんなものがフワフワと…。
僕の中でもOrbのアルバムの中で1、2を争うくらい好きです。
アレックス・パターソン博士の創り出す音響マンダラに心地よく身をゆだねて。
ジ・オーブ(The Orb)は、イギリスのテクノミュージシャン。アレックス・パターソンとKLFのメンバーであったジミー・コーティーにより、1988年に結成された。
アレックス・パターソンは、キリング・ジョークのローディーとして音楽業界入り。その後、キリング・ジョークの所属していたブライアン・イーノも所属のレコードIslandEG(元々はキング・クリムゾンの所属事務所)にて、A&R業務を行った。The Orbの楽曲ではキリング・ジョークのオリジナルメンバーであるユース(Youth)がギターを弾いたりする事がある。
また、その傍らクラブ「Land Of Oz」にてDJ活動も行い、そのプレースタイルはアンビエントと称された。
その後KLFのジミー・コーティとアルバム『space』を作成。さらに本格的デビューアルバム『The Orb's Adventures Beyond the Ultraworld』でテクノシーンの第一線に躍り出て以来、今日でも精力的な活動を行っている。
(Wikiより)
discogs
theorb.com
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Posted at 2012-08-23