Spacetime Continuum ‎– Sea Biscuit

Astralwerks 1994

1 Pressure 10:25
2 Subway 12:00
3 Ping Pong 6:33
4 Voice Of The Earth 11:33
5 Floatilla 9:08
6 Q 11 11:08
7 A Low Frequency Inversion Field 13:07

Label: Astralwerks ‎– ASW 6129-2, Caroline Records ‎– ASW 6129-2
Format: CD, Album
Country: US
Released: 23 Sep 1994
Genre: Electronic
Style: Techno, Ambient

きらびやかな音の瞑想空間へ

Spacetime ContinuumことJonah Sharpはスコットランドのエディンバラ出身、ロンドンに移ってからはジャズクラブシーンでドラマーとして活躍。次第にエレクトロニクスを使用、DJとしても活躍するが、特にMixmaster Morrisらと始めたイギリス初のアンビエントルームとその活動は有名。
92年サンフランシスコに移住後は「Spacetime Continuum」としてサイケデリックの第一人者Terence McKennaとの作品「Alien Dreamtime」を経て94年に本アルバム「Sea Bisciut」を発表。翌年「Emit Ecaps」を発表し名実ともにエレクトロニクスの最先端を行く重要なアーティストの一人になる。
また自身のレーベル「Reflective」を設立し、その作品群はいずれも高い評価を得る。

「Sea Bisciut」はサイケデリックな音色に彩られながらも柔らかく心地よい感触を持った良質なアンビエントテクノ。
ミニマルな展開にお得意のきらびやかな音が絡み合い進行する#3「Ping Pong」、虫の鳴き声に始まり、地球を見ながら宇宙旅行をしているような気分の浮遊感溢れる#4「Voice of the Earth」、低音のうねりとゆったりとしたシンセの掛け合いが深い瞑想に誘う#5「Floatilla」などがお気に入りだが、どの曲も甲乙つけがたいほどにすばらしく、アルバム全体を通して捨て曲のないすばらしい作品。
ここではないどこかに行きたいときに最適な一枚。
尚、ナムルックのFAXにもライセンス(PS 08/61)されている。


discogs

Posted at 2013-05-19

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